歯科衛生士の平均ボーナス額は?平均額や注意点などを解説!
2025年07月17日
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皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科助手・管理栄養士兼トリートメントコーディネーターの高岡です。
将来のキャリアを考える上で、どの職種だとしてもお給料やボーナスについて気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、数ある職種の中でも歯科衛生士のボーナスに焦点を当て、その平均額や支給時期、さらには知っておきたい注意点まで詳しく解説していきます。歯科衛生士のお仕事は、患者様の健康をサポートするやりがいのある仕事です。ボーナスに関する情報を理解して、安心してキャリアプランを立てる参考にしてくださいね。
■歯科衛生士のボーナスの平均額は?
歯科衛生士のボーナスは、一般的に年に2回、夏と冬に支給されるのが通例です。厚生労働省の調査によると、2021年の歯科衛生士の年間ボーナス平均額は約43.2万円とされています。これを2回に分けて支給されると考えると、1回あたり約24万円が平均的な金額となります。
年齢別に見てみると、ボーナス額はキャリアを積むにつれて増加する傾向が見られます。
* 20~24歳:約40万円
* 25~29歳:約39万円
* 30~34歳:約44万円
* 35~39歳:約49万円
* 40~44歳:約60万円
* 45~49歳:約80万円
* 50~54歳:約59万円
* 55~59歳:約56万円
* 60~64歳:約25万円
また、勤務先の規模によってもボーナス額は大きく変動します。厚生労働省の「令和4年(2022年)賃金構造基本統計調査」によると、職員数別のボーナス平均額は以下の通りです。
* 10~99人規模の歯科医院・病院:約39.7万円
* 100~999人規模の歯科医院・病院:約50.5万円
* 1000人以上規模の歯科医院・病院:約78.6万円
このデータから、大規模な歯科医院や病院ほどボーナス額が高くなる傾向が明らかです。特に1000人以上の職員を抱える医療機関では、ボーナス額が顕著に高くなることが分かります。
■歯科衛生士のボーナスは平均何ヶ月分?
歯科衛生士のボーナスは、勤務する医療機関によって大きく異なります。一般的には1回につき月給の約1ヶ月分が支給されることが多いようです。支給される月は、多くの場合、6月と12月が主流となっています。
ボーナスに関する詳しい情報は、以下の関連記事も参考にしてみてください。
関連記事:歯科衛生士が公務員になるにはどうしたらいい?求人や年収について
■歯科衛生士のボーナスは少ない?
転職サイトの求人から約2割の歯科医院はボーナスなしという結果が出ています。歯科衛生士のボーナスは、一般の社会人と比較して少ないと感じられることも少なくありません。これは特に個人経営の歯科医院において、賞与額が低かったり、全く支給されないケースがあるためです。
ボーナスがない、または少ない理由としては、歯科医院の経営状況が不安定で賞与に回す余裕がない場合や、明確な評価制度が設けられていない場合などが挙げられます。ただし、ボーナスがない歯科医院であっても、その分、月々の給与を高く設定していたり、個人の成果に応じてインセンティブを支給する制度がある場合もあります。
新卒の場合も、初年度はボーナスが支給されなかったり、寸志(1〜5万円程度)に留まることが一般的です。夏のボーナスは支給されず、冬に少額が支給されるパターンも多く見られます。しかし、待遇を重視する歯科医院では、初年度から0.5ヶ月〜1ヶ月分のボーナスが支給される例もありますので、求人情報をしっかり確認することが大切です。
■歯科衛生士のボーナスに関する注意点
歯科衛生士のボーナスにはいくつか注意点があります。
◆産休や育休期間のボーナスは支給されない場合があ
ボーナスの査定期間中に産休や育休を取得した場合、ボーナスが減額されたり、全く支給されない可能性があります。休職期間の長さによっても影響が異なるため、事前に職場の就業規則を確認しておくことが重要です。
◆アルバイトでは支給されない場合がある
パートやアルバイトとして勤務する歯科衛生士には、ボーナスが支給されないことがほとんどです。支給される場合でも、正社員と比較して金額が少ない傾向にあります。近年は「同一労働同一賃金」の考え方が広まっていますが、一般的に正社員の方が勤務時間や責任が重いため、ボーナスに差が生じやすいのが現状です。
◆ボーナスがない歯科医院もある
ボーナスの支給は法律で義務付けられているものではなく、各雇用主の裁量に委ねられています。そのため、ボーナスの支給がない歯科医院も存在します。就職や転職の際には、労働契約書や就業規則でボーナスの有無や支給条件が明記されているかを必ず確認しましょう。ボーナスの有無は年収に大きく影響するため、非常に重要なポイントです。
ボーナスは収入の一部ですが、歯科衛生士の仕事は、患者様の口腔健康を守り、笑顔にするサポートができる、非常にやりがいのある専門職です。人から感謝される機会も多く、社会貢献を実感できる素晴らしい仕事です。
ボーナスの注意点に関する詳細や、歯科衛生士のやりがいについては、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:歯科衛生士の仕事はやりがいがある!魅力や大変に思うことは?
■まとめ
歯科衛生士のボーナスは、勤務先の規模や雇用形態、勤続年数によって大きく変動しますが、一般的には年に2回支給され、月給の約1ヶ月分が目安となります。ボーナスがない歯科医院も存在するため、就職・転職の際には、必ずボーナスの有無や支給条件を確認するようにしましょう。
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【 所属 】
医療法人VERITAS理事長
国際インプラント学会(ICOI)会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医